日本選抜車椅子バスケ選手権大会開催
(2011年9月24日)
24日(土)、25日(日)浜川体育館
第22回日本選抜車椅子バスケットボール選手権大会(日本車椅子バスケットボール連盟・大会実行委員会主催)が、24日(土)、25日(金)に浜川体育館で開催されている。全国から予選を勝ち抜いた16チームが参加し、2日間にわたって熱戦を繰り広げている。
車椅子バスケットボールは、車椅子の使用に伴う若干のルール変更を除けば、一般のバスケットボールと同じで、迫力いっぱいの試合が楽しめる。
この大会は、日本車椅子バスケットボール連盟の公式大会として、毎年、高崎市で開催され、運営を約400人の市民・学生ボランティアが支えている。また、ミニバスの小学生たちも観戦、応援で参加し大会を盛り上げている。
今年は、東日本大震災で内閣総理大臣杯が中止となり、高崎の選手権大会が、数少ない全国大会となった。参加選手の宿泊やホスピタリティなど、高崎は車椅子スポーツを開催できる都市として、認知されている。
富岡市長は、高崎市で車椅子バスケットボールの世界大会を開催してはどうかと提案するなど、大会の支援に力を入れる考えだ。
大会実行委員長の春川宣充さんは「スポーツを通じて大震災で被害にあった人たち、復興に取り組んでいる人たちに元気を伝えていきたい。福島県のチームも参加しているので元気を持ち帰ってほしい。22回目となったが、まだこの大会のことを知らない市民が大勢いると思うので、努力しなければならないことはたくさんある。大勢の市民に観戦に来てほしい」と話している。
また、今年6月に、第一回目から大会を支えた高崎市体育協会の荒瀬宏会長が逝去し、黙祷が捧げられた。春川さんは「荒瀬会長の力は大きかった。大会を見守ってくれていると思う」と冥福を祈った。群馬県代表チームの群馬マジックは「荒瀬会長に1勝を捧げたい」と健闘し、緒戦を62対14で快勝した。
観戦は入場無料。24日は午前9時から午後7時。25日は午前9時から午後0時30分、午後1時から閉会式。
参加チーム
- Harder’s函館元町ライオンズWBC(北海道)
- TEAM EARTH(東北)
- パラ神奈川SC(関東)
- 森本文化風呂商会(関東)
- 栃木レイカーズ(関東)
- 群馬マジック(関東)
- H-IMPROVE(関東)
- LaVitz(東京)
- K9長野バスケットボールクラブ(甲信越)
- Jamaney石川(東海北陸)
- クラブ東海(東海北陸)
- B-spirits(近畿)
- 伊丹スーパーフェニックス(近畿)
- 岡山WBCウィンディア(中国)
- 香川WBC(四国)
- HAGAKUREDangers(九州)