高崎駅東口周辺の高度利用を/容積率600%に
(2011年9月12日)
用途地域など変更で住民説明会を実施
高崎市は、高崎駅東口周辺地区の用途地域、防火・準防火地域の変更と高崎駅イーストサイト地区・地区計画の変更を行うことについて地域住民への説明会を12日(月)、13日に行っている。
今回の変更は、高崎市の広域的な交流機能を高め、利便性の高い都市として整備を行っていくことが目的で、高崎駅西口エリアと同様に、東口エリアの高度利用を進めていくもの。高崎玉村スマートICと高崎駅東口を結ぶ都市軸の開発が、高崎市の重要戦略であり、都市集客施設建設予定地も、今回の用途変更エリアに含まれている。
用途地域の変更では、高崎駅東口線沿線南側の栄町の一部について近隣商業を商業地域に、第二種住居地域を商業地域に用途変更する。この変更で高崎駅東口周辺の旭町栄町線から競馬場通り線までのエリアと高崎駅東口線沿線の都市集客施設建設予定地が商業地域となる。このエリアの敷地面積400㎡以上の建築物について容積率の最高限度が、400%から600%引き上げられる。このエリアについて防火・準防火地域を指定する。
高崎駅イーストサイト地区・地区計画エリアを、都市集客施設建設予定地を含む25・3ヘクタールに拡大する。この地区計画エリアでは、風俗関連営業などの建物規制、壁面・屋上広告物の制限により、街区の景観や環境を誘導する。
計画は、9月下旬以降、縦覧や公聴会などを経て、都市計画審議会、高崎市議会にはかられる。