避難者34人、重度障害者200人を招待/大花火大会
(2011年8月25日)
観覧席や総合保健センター駐車棟屋上で
高崎観光協会と高崎市は、28日に行われる「高崎まつり大花火大会」に、東日本大震災や福島第1原発事故で市内に避難している人や、人ごみの中で間近に花火見物が難しい重度障害を持っている人を招待した。
高崎観光協会は、打ち上げ場所近くの有料観覧席に、観覧を希望する避難者34人を招いた。高崎市は、今年4月に開館した総合保健センター駐車棟屋上が、花火見物に良い場所であると考えられることから、市内の福祉施設に入居する重度障害者や、福島県から国立のぞみの園に避難している知的障害者など200人を招待することにした。
主催者は、今年の高崎まつりは、「高崎から元気を!」を合い言葉に開催されており、夜空を彩る花火で心を癒してほしいと考えている。