高崎市人口半年で0・02%増/移動人口調査
(2011年7月14日)
23年1月から6月で県人口は5千人減、都市間競争激化
群馬県の平成23年6月の移動人口調査で、高崎市の人口は37万1545人となり、今年1月から6月までの半年間で、75人(0・02%)増加した。都市間競争は激化し、市部で人口が増加したのは、高崎市と太田市だけとなった。
群馬県は、半年間で5264人(▲0・26%)減少した。
移動人口の動きでは、特に都市部で、3月から4月にかけて転出が多く、5月から6月に転入が多い傾向にある。高崎市では、人口の増加基調に加え、この時期の転入が転出を上回り、人口増加につながっている。
県全体の人口減少基調と、県内の都市部で、3月から4月の転出数よりも、5月から6月にかけての転入数が少なかったため、減少幅が大きくなった。3月に前橋市が34万人を割り、また、今まで増加基調だった伊勢崎市がマイナスになった。
平成22年10月の国政調査と、23年6月の比較では、群馬県人口は6328人減(▲0・32%)、高崎市は193人増(0・05%)となっている。