住環境改善助成制度を創設
(2011年7月6日)
改修、修繕、模様替えの工事費を助成
高崎市は、住宅の長寿命化をはかり、大震災に伴って必要となる住宅の改修、修繕の促進をはかるため、工事費の一部を助成する「住環境改善助成制度」を創設した。助成によって、工事件数が増えれば、市内中小企業の受注増になり、地域経済が活性化される。
助成の対象は、高崎市に住民登録、外国人登録し、市税等を滞納しておらず、世帯の生計の中心となる人の前年所得額が400万円以下の人。
助成対象住宅は、高崎市内に所有し、自ら居住している住宅で、マンションなど集合住宅は個人占有部分、店舗兼住宅は住宅部分。助成は、同一の住宅について、1回。
対象となる工事は、高崎市内の施工業者による工事で、住宅本体の機能や住環境向上のための改修、修繕、模様替えなど。
補助金額は、20万円以上の工事に要する工事費の30%で、上限は20万円。
平成23年度から、当面の3年間実施する。高崎市では、助成金として、平成23年度は5000万円、24年度は1億5000万円を措置する考え。