願い事は震災復興、就職、AKB/中央銀座の七夕
(2011年7月8日)
昭和をテーマにしたまちづくりも浸透
中央銀座アーケードで恒例の七夕飾りが行われ、3日に夏まつりが行われた。縁日やベーゴマ、竹鉄砲など昭和の遊び、大勢の親子連れが訪れた。
アーケードを彩る竹飾りは、市内の幼稚園、保育園など18団体が参加した。夏まつりの来場者数は、例年よりも多く、商店街では「回を重ねて、市民に知られるようになったのではないか」と喜んでいる。この夏まつりにあわせて商店街が実施した100円均一の「100縁商店街」も野菜や飲食などを中心に好評だった。空き店舗を利用し、映画上映も行われた。
通りには、誰でも短冊に願い事を書いて飾れる「願い笹」が3カ所設けられ、こちらも好評となっている。商店街によれば、受験や恋愛などの願いに加え、今年は、大震災復興や就職に関わる願い事が目立つと言う。また、アイドルではAKB48になりたいといった短冊も多く、商店街では「時代を反映しており、特に就職のような現実的な問題が短冊に書かれるのは、厳しい経済状況を物語っている」と話している。
七夕飾りは、7月21日(木)まで。