社会を明るくする運動市民大会
(2011年7月6日)
犯罪や非行を防止し、明るい社会を
第61回高崎市社会を明るくする運動市民大会が、5日に高崎シティギャラリーコアホールで行われた。
社会を明るくする運動は、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人たちの更生に理解を深め、力を合わせて犯罪と非行のない地域社会を築いていくのが目的。
大会で富岡市長は「青少年ため、社会のためにがんばってくださる人たちがいるから、安心安全な生活ができます。気苦労が多いと思いますが、高崎市もみなさんと手を携えて、いっしょにがんばっていきます」とあいさつした。
大会では、「犯罪のない明るい社会づくりのため、市民総ぐるみの運動を展開しよう」などとうたった大会宣言が採択された。
また、「薬物の依存症について・地域の皆さんにしていただきたいこと」をテーマに、精神保健福祉士の板倉康広さんの記念講演が行われた。板倉さんは「立ち直りには地域の力が大事。食事にいっしょに行こうなどと、声をかけることが心の支えになる」と語った。また、「覚醒剤がビタミンRなどと、おしゃれな呼び方をされ、若者や高校生の手に入ってしまう」などの現状を説明した。
大会終了後、参加者でまちなかをパレードし、犯罪や非行防止を訴えた。