避難している人達50人を招待/ペガサス絆プロジェクト
(2011年6月27日)
富岡製糸場見学
ペガサスホームゲーム観戦
「群馬東日本大地震学生連盟」の協力でダンスアトラクション
「フラダンスと歌声の集い」
群馬交響楽団定期演奏会
6月25日に「ペガサス絆プロジェクトDay」開催
東日本大震災や福島第一原発事故による放射性物質漏れで、東北地方から群馬県に避難している人を、スポーツを通じて応援する「ペガサス絆プロジェクトwith福島」は、25日(土)に、「ペガサス絆プロジェクトDay」として富岡製糸場、敷島球場での群馬ダイヤモンドペガサスホームゲーム、群馬音楽センターでの群馬交響楽団定期演奏会を見学、鑑賞する観光ミニツアーを行った。福島県南相馬市から、片品村と東吾妻町に避難している人たちの希望者50人が参加した。
「ペガサス絆プロジェクトwith福島」は、NPOぐんまが群馬ダイヤモンドペガサスと連携して運営し、群馬ダイヤモンドペガサスのホームゲームなどでファンから寄せられた義援金で運営されている。
今回の観光ミニツアーは、群馬県や群馬交響楽団のバックアップも受け、群馬の文化を味わってもらう行程となった。敷島球場では、「群馬東日本大地震学生連盟」の協力でダンスアトラクションも行われた。
群響の定期演奏会終了後、参加者を代表して、南相馬市の松浦明子さんから、指揮者の沼尻竜典さんに花束が渡された。松浦さんは「音楽が大好きなので、群馬では、『ここに泉あり』の群響をぜひ聞きたいと思っていました」と話し、群響の熱演に感激した様子だった。
また、江木町のCBCクリニックでは、この「ペガサス絆プロジェクトDay」に合わせ、「フラダンスと歌声喫茶の集い」を行い、避難している人を招待した。高崎市の牛伏ドリームセンターに避難している人が参加した。「勇気を持って最初の一歩を踏みだしましょう」と、『はじめの一歩』などを歌った。
次回は、被災地の少年野球チームを夏休みに招待して、群馬の少年野球と交流試合を行う予定。