吉井地域整備方針と東口線沿線サブ拠点化を示す/都市計画
(2011年6月10日)
高崎市都市計画マスタープランを改定
高崎市は、合併した吉井町のまちづくりと、高崎・玉村スマートIC整備の進捗に伴う高崎駅東口線沿道の都市戦略を計画化するため、高崎市都市計画マスタープランを改定した。
吉井町は、「水辺と里山を身近に感じる生活文化都市」をまちづくりの目標に定め、地域活性化をはかる。鏑川や大沢川の水辺空間、里山や水田などの農村景観、多胡碑や馬庭念流など、自然環境と歴史文化資産を活用し、生活幹線道路の整備とあわせ、歴史散策道としてのネットワーク化をはかる。
市街地形勢エリアのうち、吉井駅南側は地域中心拠点として強化をはかる。幹線道路では、矢田岩崎線の整備を進め、高崎地域と吉井ICとの連絡を強化する。国道254バイパスの整備を促進し、市街地に流入する通過交通を抑制するとともに、富岡、藤岡方面との連絡を強化する。
高崎駅東口周辺は、高崎都心地区の拠点形成と連携し、ビジネス、ショッピング、居住など、都市機能を複合的に高め、広域交流機能を備えた拠点の形成をはかる。スマートIC周辺は、サブ拠点として、工業、流通業務系の産業集積を核とした新たな市街地の創出をめざす。