小中学校のプール使用は安全と判断/市教委
(2011年6月8日)
プール水からは放射性物質は不検出
高崎市教育委員会は、この夏に子ども達が安心してプールで泳げるよう、学校プールの汚泥と新しく張ったプール水の抽出検査を行った。
6月2日に採取した浜尻小学校のプール汚泥と、東部小学校のプール水について検査を行い、7日に結果を示した。プール汚泥は学校の校庭とほぼ同じ値の0・113マイクロシーベルト/時となり、プール水からは放射性ヨウ素、放射性セシウムとも検出されなかった。
市教委では、現時点で、安全性は確保されていると判断し、群馬県教育委員会も同じ見解を示している。市教委は、プール清掃については、学校職員や保護者で行うよう指導しており、今後も子ども達の安全をはかるために万全の体制を臨む考え。
今後は、城南小学校、東部小学校、片岡中学校を抽出校とし、プール使用が終わる9月第1週まで、毎週木曜日にプール水を採取して測定を行っていく。また、倉賀野幼稚園、大類中学校、西部小学校を抽出校として、6月第2週から校庭の放射線量を測定する。