違反広告物の一掃を/「景観・広告ボランティア」を募集
(2011年6月3日)
違反の張り紙、広告旗、立て看板などの除去作業
高崎市は、今年4月に制定した「高崎市違反簡易広告物除去活動団体設置要綱」に基づいて、「景観・広告ボランティア」の募集を6月1日から始めた。
屋外広告物法に基づいて、市民と行政が一体となって簡易違反広告物を一掃し、良好な景観の保持、向上をはかるのが目的。
ボランティアは、屋外広告物条例によって定められた、「広告物を表示してはならない禁止物件」に表示された張り紙、広告旗、立て看板などの除去を行う。禁止物件は、電柱や信号、街路灯、ガードレールなど。除去作業の内容は、ボランティアに配布されるマニュアルに、具体的に説明されている。
募集するボランティアは二人以上で構成する団体で、活動員名簿、活動計画書、除去物の一時保管場所などを示した書類を提出し、景観・広告ボランティア団体として高崎市に申請、認定を受ける。活動員はこの団体に所属する高崎市内に在住、在勤、在学の20歳以上の人。高崎市が行う講習を受講し、市長から任命を受けると活動員証明書と腕章が交付される。任期は3年。
既存の団体に限らず、このボランティア活動のために結成された団体でも可。高崎市では、今年度30団体から40団体の応募を見込んでいる。また夜間の除去活動は控えてほしいと考えている。