介護保険徴収で吉井の41人に算定誤り/高崎市
(2011年6月1日)
吉井地域の対象者から高崎地域の算定で徴収
高崎市は、介護保険料の算定システムの誤りのため、6月から特別徴収(年金天引き)が開始される吉井町の住民41人について、徴収額が100円から1200円の違いが発生したことを1日に明らかにした。
旧吉井町との合併に伴う経過措置で、平成23年度までは、高崎地域、吉井地域それぞれの保険料を適用することになっていたが、システムの誤りで、6月開始者652人全員に対し、高崎地域の保険料を適用してしまった。この中に、含まれていた吉井地域の41人については、本来徴収すべき吉井地域の保険料額に比べ、100円少ない場合から、1200円多い場合までの差異が発生してしまった。
6月の特別徴収は、4月に国保連合会を通じて徴収依頼済みで、金額の訂正ができないため、このままの金額を徴収することにした。差額分については、8月以降の徴収で調整する。
該当者は、平成22年10月2日から12月1日までの間に65歳になった人・転入した人で、年間18万円以上の年金を受給している吉井地域の人。該当者には、6月1日付けで。おわびと内容説明を送付した。
高崎市では、チェック機能を強化し、再発防止に努めていく考えを示している。平成24年度からは、全市で介護保険料は統一される。