野菜・原乳から放射性物質検出されず/群馬県
(2011年5月12日)
群馬県が5月11日に発表
東京電力福島第一原発から漏れた放射性物質の影響について、群馬県が継続している安全確認検査で、5月10日に県内9市町村の農家から提供を受けた農産物4品目11検体全てで放射性物質が検出されなかった。
また、5月11日に農場から出荷され、前橋市と高崎市の集乳所で採取した原乳についても放射性物質が検出されなかった。
農産物の検査は、高崎市1カ所、桐生市1カ所、伊勢崎市2カ所、太田市2カ所、沼田市1カ所、昭和村1カ所、玉村町1カ所、大泉町1カ所、邑楽町1カ所から、ホウレンソウ、キュウリ、レタス、ミニハクサイについて11検体を11日に検査した。
原乳は、前橋市の集乳所はみどり市、桐生市で生産されたもの、高崎市の集乳所は渋川市、吉岡町で生産されたもの。
また、県では、原乳や肉類の安全性を確保するため、放牧地を含む飼料畑の土壌について、放射性物質の検査を行った。東毛地域では、館林市が、放射性ヨウ素10ベクレル、放射性セシウム30ベクレル。中西毛地域では、前橋市(旧富士見村)が、放射性ヨウ素10ベクレル、放射性セシウム40ベクレル、高崎市(旧箕郷町)が、放射性ヨウ素10ベクレル、放射性セシウム60ベクレルが検出された。