高崎市の工業出荷額17%減/21年工業統計
(2011年4月5日)
自動車や機械などは2割から3割と大きく減少
群馬県は平成21年の工業統計をこのほどまとめた。
群馬県全体の製造品出荷額は、6兆4361億円で、前の年よりも1兆6117億円(▲19・4%)減少、7年ぶりの減少となりました。
自動車や機械などの産業で前の年よりも2割から3割と大きく減少し、石油・石炭産業、食料品産業で1割程度増加する結果となった。
市町村別の出荷額は、太田市が最も多く、1兆7250億円、次いで、伊勢崎市、高崎市、前橋市、大泉町となっている。
高崎市の出荷額は6845億円で、前の年よりも1411億円(▲17・1%)減少した。事業所数は796事業所(▲9・8%)、従業者数は2万5930人(▲6・1%)となった。
高崎市の工業出荷額の多い産業は、化学製品が1605億円、食料品が1295億円、金属製品が739億円、電子部品が643億円などとなっており、高崎市の工業の特色となっている。