高崎映画祭が開幕/次の運営委員長に松浦市長
(2011年3月29日)
25年間応援してくれた松浦市長に花束
大宮運営委員長があいさつ
計画停電の中「一本でも多く上映したい」と志尾さん
第25回高崎映画祭のオープニングセレモニーが、27日に高崎市文化会館で行われた。今年は、大震災の影響で、授賞式が中止されたため、開会のセレモニーだけが行われた。
松浦市長が、今期で市長を勇退することから、次の第26回高崎映画祭から、運営委員長に就任することが発表された。高崎映画祭運営委員会の大宮委員長は「1年間をかけ、準備してきましたが、大震災があり残念ながら、授賞式は開催できませんでした。受賞者のみなさんが、喜んで出席してくれる予定でした。しかし、みんなで継続していくことが大切だと思います。松浦市長を運営委員長に迎え、映画祭も新しい一歩を踏み出します」とあいさつした。
松浦市長は、「高崎映画祭は、私が市長に就任した年から始まり、25年間応援をしてきました。私が、運営委員長ということになったので、老骨にむち打ってがんばっていきたいと思います。市民、映画を愛する人々、ボランティアの人達といっしょに高崎映画祭を続けていきたいと思います」と、亡くなった茂木正夫さんや高崎映画祭の思い出を語りながら、高崎映画祭にエールをおくった。
また、総合ディレクターの志尾睦子さんは「計画停電で上映できないこともありますが、一本でも多く上映していきます」と意欲を見せた。