群馬に初進出/大原専門学校高崎校が竣功式
(2010年12月9日)
地域活性化に貢献できる人材育成を
12月9日、学校法人大原学園は、高崎市下和田町で4月から開校する予定の大原簿記情報ビジネス医療福祉専門学校、大原スポーツ公務員専門学校高崎校で、両校の竣功式を行った。青木靖明学園長、青木増江学園長夫人、阿部辰志理事長ら学園関係者のほか、施工にあたった、工新建設株式会社などの工事関係者が出席。高崎神社神職により行われた神事では、関係者による玉串奉奠が行われた。
青木学園長はその後の小宴で「近年、地方における若者の県外流出が高く、地方の疲弊が問題になっている。群馬県に我が学園が進出することは、企業の即戦力になるだけでなく、地域の企業に就職し、地域の活性化に貢献できる人材の育成を行うことを意味する。今後も地域と連携し、指導を仰ぎたい」と挨拶。地域貢献を強調した。
阿部辰志理事長は「高崎市は市全域を集客都市にするビジョンを出したばかり。しかも我が校のある東口の機能強化は、重点戦略にあるようだ。我々も生徒獲得により、賑わいを提供したい」と高崎市の戦略ビジョンを後押ししたい意向を表明した。
同学園の高崎校は、2校あわせて、地上10階、地下1階。敷地面積は約7223平方メートル。大原簿記情報ビジネス医療福祉専門学校は定員420名、大原スポーツ公務員専門学校高崎校は定員280名。同学園は北海道から福岡県まで13都道府県で、今年11月現在で48校を展開している。群馬県の学校設置は今回が初。12月23日(木・祝)には一般向けの校舎完成披露会を行う予定。