吉井総合福祉センターの基本構想をまとめる
(2010年11月4日)
地域福祉を促進する新センターを建設。平成25年開館予定
高崎市は、吉井総合福祉センターの基本構想をまとめた。同センターは、吉井地域で合併前から検討されており、合併協議会で定められた吉井地域の重点事業のひとつ。
建設予定地は、吉井保健センター敷地内の東側で、平成25年度の完成、開館をめざす。
子育て支援、障害者支援、高齢者支援、ボランティア活動支援の機能を柱に施設を建設する。予定地には、現在、障害者福祉施設として地域活動支援センター、重度心身障害者支援センターがあるが、両施設を敷地内南側に新たに建設し、移転後に新福祉センターを建設する。障害者施設との合築も検討されたが、父母会などの要望により別棟となった。同一敷地内の利点を生かした連携と市民交流を積極的にはかっていく。
建設にあたっては、セキュリティやバリアフリー、デザイン、環境への配慮を十分に行い、施設利用者やスタッフの使いやすさと安全性もはかっていく。建設用の木材は、地場産材を積極的に活用していく。
施設規模は、2階建て、延べ床面積は1400㎡。福祉センター機能としてボランティアセンター、おもちゃ図書館・子育て支援ルーム、ヘルパーステーション、ケアマネ室を整備。介護事業所(デイサービスセンター)として食堂兼日常動作訓練室、浴室・機械浴槽、休養室などを整備。