夢と感動を与えた高崎マーチングフェス
(2010年10月26日)
第21回高崎マーチングフェス23日・24日に開催
第21回高崎マーチングフェスティバルが、23日、24日に開催された。23日に城南球場で市内幼稚園、保育園・保育所の子どもたちによるキッズ・ドリル、24日にシンフォニーロードから城南球場までのパレードと球場でのフィールド・ドリルが行われた。キッズドリルには11団体643人、パレードには45団体2664人と、3千人を超える出演者が、2日間にわたってマーチングファンを楽しませた。
毎年、市民が楽しみにしているパレードでは、沿道に大勢の観客が声援と拍手をおくり、全国トップレベルの高崎マーチングを堪能した。この日のために練習を重ねてきた子ども達の元気いっぱいのがんばりや、高校・社会人チームの洗練されたパフォーマンスなど、観客に大きな感動を与えている。
沿道の観客は約2万人、城南野球場や後日のコンサートを含め約4万人の来場者を集めている。昨年は、全国マーチングコンテストに東部小、塚沢中、農大二高の3校が出場するなど、20年を超える高崎マーチングフェスティバルの成果は大きい。大会を支えているのはボランティアスタッフで、回を重ねる中でノウハウを蓄積し、無事故で楽しいフェスティバルを開催するために、汗を流している。また、実行委員会では、高崎市内の全小学校の参加を目標に、マーチングの普及啓蒙に取り組んでいる。近年では、マーチング講習会をきっかけに誕生した「高崎テクニカルリーダーズ(略称TTL=小中学生114人)」の活動も活発で、音楽を愛する子ども達の育成にも貢献している。