第21回日本選抜車椅子バスケットボール選手権大会
(2010年9月27日)
第21回日本選抜車椅子バスケットボール選手権大会が、25日(土)、26日(日)に高崎市浜川体育館で開催された。
全国から予選を勝ち抜いた16チームが高崎に集まり二日間の熱戦を繰り広げた。この大会は、毎年、高崎市で開催され、車椅子バスケット競技のハイレベルな全国選手権として注目されている。本大会での優勝チームは、来春の内閣総理大臣杯に出場できるなど、国内大会として権威ある選手権に位置づけられ、出場選手の意気込みも高い。北海道から九州沖縄まで、全国の強豪が高崎に集まる。
運営を支えるのは、ボランティアの市民で、青年団体や高校生約150人を中心に、観戦に訪れるスポーツ少年団など5千人が大会に携わっている。ボランティアの力で、この大会が大きく盛り上がり、参加選手の交流が生まれていることから、他の全国大会でも、高崎方式をならう例が増えているそうだ。
春川宣充実行委員長は「今年は市制110周年記念大会として、高崎市に協力いただいて開催できた。車椅子バスケットボールの迫力と選手の前向きさは、観戦する者に感動を与えてくれる。全国から集まるチームの皆さん、大会を支えてくれるボランティア、関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱい」と話している。