10月に「SANKYOレディースオープン2010」
(2010年9月21日)
吉井カントリークラブでの記者会見
吉井カントリークラブ7番ホール
賞金総額1億1000万円のゴルフビックトーナメント・SANKYOレディースオープン2010が10月8(金)、9(土)、10(日)日の3日間、吉井カントリークラブで行われる。
同トーナメントの昨年大会では、宮里藍が国内ツアーで3年ぶりの優勝を大逆転で飾り、感動のドラマを見せた。今年も大物のプロゴルファーが参加する予定。10月9日、10日の午後4時から午後5時15分にテレビ東京系列全国6局ネットほかで、テレビ中継が行われ、ラジオ高崎では生中継が行われる予定だ。今回で11回目を迎える。昨年までは、赤城カントリークラブが会場となっていたが、今年から高崎が会場となる。
吉井カントリークラブは、平成8年にパブリックのゴルフ場としてオープン。平成12年に大手パチンコメーカーで上場の株式会社SANKYOのグループとなった。クラブハウスは全面建て替えを行い、3回建てに。コースレイアウトもすべて変更し、ハワイのゴルフ場を想わせる溶岩をハザードにした斬新なコンセプトのコースとなった。溶岩は浅間山からトラックで運搬。総工事費用は10億円以上。フェアウェイは平坦で、あまりしぼられていない代わりに、ラフが深く、長いところでは野芝が12センチメートルもある。同クラブは、大会が終わるまではクローズにし、コースのコンディションを整える予定。
9月20日に行われたメディア視察会で、株式会社SANKYOの筒井道久副社長は「平成14年から約8年かけて改造した甲斐があり、皆さんの興味を引く、素晴らしいコースになった」と希有のコースであることを強調。トーナメント当日に解説員を努める村口史子プロは「同クラブは、最高のコンディションキープしている。インとアウトのコースイメージが違い、同じホールでもピンの位置によって印象が変わり、2クラブほど距離感が変わる。選手達がどんなクラブで勝負してくるか楽しみ」と語った。