県内新設住宅数が5年ぶり1500件超
(2014年1月8日)
持家、分譲一戸建てが好調
群馬県のまとめで、11月の県内新設住宅着工数が1523戸となり、前年同月よりも29・9%上回り、平成21年度以降、1カ月間の新設数としては最多となった。1カ月の新設着工数が1500戸を上回ったのは、平成20年10月の1649戸以来、5年ぶり。
新設住宅着工数は、25年の春頃から伸び始め、6月は前年同月に比べ、38%増加するなど、持家や分譲住宅の一戸建てが増加している。持家は、10月が781戸で前年同月比33・7%増、11月は832戸で前年同月比33・3%増となり、2カ月連続で前年同月比が30%を上回った。分譲一戸建てが好調で、5月と11月が300戸を越えるなど、前年同月の倍以上の月が2回あった。
25年4月から11月までの累計は、前橋市が最も多い1955戸、次いで高崎市が1878戸。高崎市は、9月まで前年並みの状況だったが、10月の着工数が278戸、11月が360戸で、この2カ月は県内最多となった。
高崎市内では10月から分譲住宅が増えている。4月から11月までの累計で市内の分譲住宅は563戸となり、県全体の分譲住宅数1615戸の約3分の1を高崎市が占めている。