「高崎が発展する基盤整ってきた」原会頭
(2014年1月6日)
商工会議所の新年会。「高チャリ」の台数・ポートも拡大
高崎商工会議所の新年祝賀パーティーが4日に市内ホテルで行われ、政財界270人が新春を祝った。
原浩一郎会頭は、年頭のあいさつで、高崎玉村スマートICのオープン、ビエント高崎・新展示ホールの竣工、新体育館と高崎文化芸術センターの建設、北陸新幹線金沢延伸、県が高崎競馬場跡地に計画しているコンベンション施設などを上げ「高崎がもう一段発展する基盤が整ってきた。官民を上げて有機的に結びつけていかなければならない。交流についても北陸、関西に目を向ける必要がある」と今年の展望を述べた。また、あいさつの中で利用者に好評のまちなかコミュニティサイクル「高チャリ」も、来月から台数をこれまでの100台から150台に増やし、サイクルポートも増設する考えを示した。
大澤正明知事は「上毛かるたに、関東と信越つなぐ高崎市、とあるが信越だけではなく北陸まで伸びてくる。今年は東毛広域幹線道も9月に開通し、高崎の拠点性は高まってくる」と述べ、高崎競馬場跡地に計画しているコンベンション施設計画について「先人が残してくれた広大な土地を活用しなければ将来に禍根を残す。将来にわたってすばらしい施設となるよう取り組んでいきたい」と意欲を示した。
富岡市長は、新しい施設整備によって「高崎に1500万人の新しい集客が生まれる」と述べ、人、もの、情報、経済の集積を更にはかっていく考えを示した。
地元選出国会議員の中曽根弘文参議、山本一太大臣、小渕優子衆議、福田達夫衆議が祝辞を述べ、安倍内閣の経済政策「アベノミクス」による効果を、地方都市、中小企業に行き届かせたいと述べた。