高崎駅西口前の一等地「第4地区」の今後は
(2013年3月5日)
19年度に事業着手したが一時中断
高崎音楽祭西口特設ステージや光のページェントが行われた高崎駅西口第4地区の再開発事業が中断している現状について、4日の高崎市議会一般質問で、片貝喜一郎議員がただした。
高崎駅西口第4地区の再開発は、優良建築物等整備事業として高度利用をはかり、民間事業者が共同で事業を行い、西口ペデストリアンデッキとの接続なども計画されていた。
平成19年度に地権者が協議会を立ち上げ、商業施設として事業を進め、23年度にテナント募集を行い、事業着手する予定だったが、東日本大震災や景気低迷の影響で事業を一時中断している。高崎市も地権者に加わっている。
高崎市は、「今後、協議を行い、方針を定めたいと考えている」と述べるにとどまった。片貝議員は、「まちのにぎわい、回遊性の要であることを十分に考慮し、事業着手に向け努力してほしい」と要望した。