高齢者福祉と交流機能備え多機能型住居
(2013年1月21日)
民間の力を活用。事業者を募集
高崎市は、連雀町の中央駐車場に、高齢者向け福祉施設や住宅、学生や外国人の住宅を複合した「多機能型住居」の建設を進めており、21日(月)から事業者の募集を始めた。
この施設は、介護保険関連施設、サービス付き高齢者住宅、中高年向け住宅、長寿センター、働く人のための子どもの預かり施設、学生向け住宅、外国人研究者・技術者向け住宅を含み、様々な目的の施設を複合させ、多くの地域住民が集うことで、中心市街地のコミュニティづくりを狙う。
土地を市が事業者に貸与し、事業者が建物を建設する。公的な機能部分について市が借り上げる。民間の発想、創意を活用し、市の建設費負担を抑制する。施設の基本コンセプトは市職員が研究した。
高崎市が想定した構成では、1階が長寿センター、子ども預かり施設、多世代交流施設。2階が特別養護老人ホーム、小規模多機能型居宅介護施設。3階から5階がサービス付き高齢者住宅30戸~40戸。6階から8階が学生向け住宅、外国人研究者・技術者向け住宅40戸。9階から11階が中高年向け住宅。
公募型プロポーザル方式で事業者を募集し、募集要項の配布と参加表明の受け付けは1月21日(月)から2月15日(金)。提案書等の受け付け期限は3月1日(金)。3月中旬にヒアリング・審査を行い、3月下旬までに決定、4月に契約を行う。