世代別の疾病予防を重点に/健康増進計画
(2013年1月17日)
25年度から新規事業を盛り込む
高崎市は、平成24年度で計画期間が終了する健康増進計画の第2次計画案を策定し、17日の高崎市議会保健福祉常任委員会に報告した。
計画年度は、平成25年度から34年度までの10年間で、「高崎市民一人ひとりが自分の健康を自分で守り、生涯を通じて健やかに暮らせる健康都市の実現」を基本理念に、疾病の発生を防ぐ1次予防を重視した計画となっている。
計画では、乳幼児、学童・思春期、青年期、壮年期など、ライフステージに応じた重点目標を定め、生涯にわたる健康づくりの指針となることをめざしている。
新規事業では、これまでの「がんセット健診」に特定健診や女性特有のがん健診も同日に受診できる「セット健診」、歯周病健診、呼吸器疾患のCOPD健診など、健診内容を充実させたほか、イベントや商業施設に簡易測定器を持ち込んで行う体験型健康相談、食品事業者と連携した健康づくりの情報発信などが盛り込まれている。
計画案は、2月1日(金)から公表し、2月28日(木)までパブリックコメントを募集する。