文化のつながりに感動/インド観光視察団
(2013年1月7日)
「訪れる価値がある」と期待
高崎市は、インド共和国から観光客誘致をはかるため、同国の旅行関係者6人を招き、5日から9日まで市内観光施設の視察や観光関係者との意見交換を行っている。
6日は白衣大観音や高崎だるまの絵付け体験、少林山だるま市を見学した。
高崎だるまの絵付け体験では、だるま職人の指導を受けながら、ひげや眉毛などを描いた。やや緊張した面持ちだったが、描き終わると笑顔を見せ、楽しんだ様子だった。
視察団の一人で旅行会社社長のブーワンさんは、「インドから伝わった仏教が、高崎市でこのように発展し、強いつながりを感じました。だるまは、インドの言葉であり、文化のルーツが深くつながっていることは、驚きを越えて感動的でした」と話していた。また「高崎はインドの人にとって魅力的であり訪れる価値があると思う。これからの視察先も楽しみです」と期待していた。
高崎市では、今回の視察の成果をふまえ、観光事業を推進しながら地域活性化につなげていきたいと考えている。