廃棄物焼却施設の排ガスなど限度以下
(2012年12月20日)
県が市町村の測定結果をまとめ
群馬県は、県内市町村の一般廃棄物処理施設の放射性濃度の測定結果をまとめ、公表した。
対象は、一般廃棄物などの焼却施設11カ所、最終処分場19カ所で、放射性物質の濃度が、濃度限度を超えた施設はなかった。
焼却施設の排ガスの放射性セシウム濃度は、濃度限度以下、焼却灰の主灰は31~579ベクレル/kg、飛灰は311~3020ベクレル/kg。最終処分場の排出水の放射性セシウムは濃度限度以下、周辺地下水の放射性セシウムは不検出となり、水質への影響は認められなかった。
高崎市の施設では、焼却処分場の排ガスは、高浜クリーンセンター、吉井クリーンセンターでともに「濃度限度の超過なし」。最終処分場の排水は、高浜クリーンセンター、榛名最終処分場で「濃度限度の超過なし」。
焼却灰の放射性セシウム濃度は、9月の測定で高浜クリーンセンターが主灰120ベクレル、飛灰540ベクレル、吉井クリーンセンターが主灰74ベクレル、飛灰360ベクレルとなっている。