「たかさき能」25周年記念誌を発刊
(2012年10月2日)
昭和61年に白衣大観音建立50周年で開催
たかさき能実行委員会が、25周年記念誌をこのほど発刊した。
「たかさき能」は、昭和61年に、白衣大観音建立50周年を記念して観音山で開催された「たかさき薪能」が始まりで、市民に日本の伝統芸術を味わってもらおうと、毎年、秋に開催されてきた。高崎市役所新庁舎が完成した平成10年から、庁舎前広場に会場が移った。
野外で行う「薪能」であったため、雨天でやむなく音楽センターに会場変更されたこともあった。第21回からは音楽センターを会場とし、翌年からは名称も「たかさき能」となった。
運営主体も、高崎観光協会から平成19年に、実行委員会(竹中隆実行委員長)に移っている。
記念誌では、第1回から第25回までの開催をふりかえるとともに、たかさき能解説者の吉永哲郎さん、松浦幸雄前高崎市長、能楽師の梅若六郎玄祥さん、狂言師の山本東次郎さんらが「たかさき能」についての思いを寄せている。
今年は、第27回となり10月20日(土)に音楽センターで開催され、高崎市出身の下平克宏さんらが出演する。