国勢調査・産業等基本集計結果の概要を発表
(2012年7月20日)
群馬県まとめ
群馬県は、19日に平成22年国勢調査・産業等基本集計結果の概要を公表した。この集計では、群馬県の労働力状態や産業別就業者数等をまとめている。
国勢調査による平成22年10月1日現在の群馬県人口は200万8068人で、平成17年の前回調査に比べ1万5928人(0・8%減)減少した。総世帯数は75万5756世帯で、前回調査に比べ2万9588世帯(4・1%増)となっている。
今回まとめられた産業等基本集計結果では、群馬県の15歳以上人口は172万2128人で労働力状態を見ると、学生や家事従業者などを除いた労働力人口(就業者と失業者の合計)は、103万632人 で、前回調査の平成17年と比べ、4万5856人、率にして4.3%減少した。
男女別に見ると、男性は59万9879人、女性は43万753人で、前回と比べ、男性は5.5%、女性は2.5%の減少となった。
労働力率(15歳以上人口に占める労働力人口の割合。労働力状態「不詳」を除く)は61.4%で、前回と比べ1・4ポイント低下している。男性の労働力率は73.5%、女性の労働力率は50・0%となっており、平成17年と比べ、男性は2・6ポイント、女性は0.2ポイントの低下となっている。
年齢構成では、前回との比較で20代が15%以上減少し、団塊の世代の高年齢へシフトしている。
就業者数は、96万5403人で平成17年に比べて4・9%減少、65歳以上の就業者数は、平成17年に比べ2・7%増加した。
夫婦の労働力状態を見ると、夫婦とも就業者である世帯は22万1853世帯で、夫婦のいる一般世帯の47・2%となっている。前回調査より1万137世帯、4・4%減少した。
子どもがいて夫婦ともに就業者である世帯は15万8473世帯で、前回と比較して、8897世帯、5・3%減少した。
夫が非就業の世帯は11万2099世帯あり、そのうち、妻が就業している世帯が1万8017世帯(16・1%)、妻も不就業の世帯が9万3871世帯(83.7%)となっている。
高崎市は人口37万1302人で、15歳以上人口は、31万6111人。労働力人口は18万4437人、非労働力人口は12万1079人、不詳10595人となっている。
労働力人口のうち、休業者含む就業者は17万2453人、完全失業者は1万1984人となっている。