現状の土地を生かした区画整理を
(2012年5月9日)
第131回高崎市都市計画審議会
9日に第131回都市計画審議会が開催され、高崎都市計画道路(棟高観音寺線、水窪線、前橋中里線)の変更が承認された。
これは、群馬地域のイオンモール高崎周辺で行われている、中央第2土地区画整理事業に伴う計画道路の変更。中央第2土地区画整理事業は平成9年から進められ、平成13年からは2つの区域に分けて事業が行われている。イオンモール高崎を含む高崎渋川線バイパス側(29ヘクタール)はおおむね完了した。平成13年から10年間事業の行われていない住宅密集区域(43ヘクタール)は事業が凍結しており、平成23年に解除された。区画整理を早く進めるためにも、建物移転を減らし、現状の地形を生かす必要があり、今回変更をする。
変更されるのは、
1.棟高観音寺線の終点を西に140メートル移動し、群馬地域・中核エリアの支所、市民活動センターに接続する
2.歩行者・自転車専用道・水窪線の終点を西に20メートル移動
3.棟高観音寺線の終点を西に動かしたことによる、前橋中里線との交差点の移動
今後は群馬県都市計画審議会を経て、平成24年6月中に都市計画の決定をする予定。高崎市では、今回の変更により地域コミュニティの持続や工期の短縮、事業費の縮減が図れると考えている。