健大高崎の健闘に「ありがとう」
(2012年4月2日)
甲子園準決勝をパブリックビューイング
健大高崎が群馬勢として34年ぶりに進出した2日の選抜高校野球大会準決勝・大阪桐蔭戦を、パブリックビューイングで応援してもらおうと、高崎市は、高崎駅西口前の特設会場に大型モニター(3・6m×2・1m)を設置し、NHKの試合中継を流した。
午前11時の試合開始とともに、観衆が集まり始めた。正午すぎの試合終盤には約百人が観戦した。集まった人たちは、健大高崎の攻防に拍手を送りながら勝利を祈った。2回に大阪桐蔭に先制されたが、5回に本塁で追加点を阻むシーンや8回の同点ホームランなど会場を湧かせた。
1対3で敗れたものの、「よくがんばった」と健大高崎の健闘をたたえていた。
高崎駅西口でのパブリックビューイング応援は、高崎市が急遽、計画したもので、前日の日曜に大型モニターの手配などを行った。
高崎駅西口前で市民とともに応援した富岡市長は「高崎から2校が出場し、市民も本当に喜んだ大会だった。心からありがとうと言いたいと思います。準決勝の結果は残念な気持ちでいっぱいです。観戦した皆さんは、よくやった、たいしたものだと感想を話していましたが、私もその通りだと思います。高高も本当にさわやかでした。健大高崎が準決勝に勝ったら優勝パレードを準備しようと思っていました」と話していた。