音楽センターのトイレを全面改修
(2012年3月12日)
群馬音楽センター
女性トイレの混雑対策。来年1月から
高崎市は、群馬音楽センターのトイレを全面的に改修する計画について8日の高崎市議会総務教育常任委員会で説明した。
現在、群馬音楽センターには男性用と女性用のトイレがそれぞれ2カ所ずつあるが、コンサートの休憩時間などは女性用トイレが混雑して長い列ができ、待ち時間が長くなる状況が続いている。
群馬交響楽団の定期演奏会などでは、男性用トイレの一つを女性用にして対応しているが、トイレ内の個室の数が少ないため抜本的な解決にはなっていない。
コンサートの来場者については、男性客よりも女性客が多いことも背景となっている。高崎市は、現在の男性用トイレの一つを、女性用に全面改修し、男性用を1カ所、女性用を3カ所にする計画を示している。この改修により、女性用トイレの個室数が、現在の21から、33となり、洋式トイレの数も大幅に増やしていく予定。
工事期間は、来年の1月14日から2月末までで、トイレの臭気対策として、配水管の交換工事も実施するため、工事期間中は音楽センターを全面休館させる予定。
高崎市では「トイレの混雑緩和と快適に使ってもらえるように整備したい」と話している。