災害へ備えを強固に
(2012年1月11日)
消防隊出初め式
高崎市消防隊の出初め式が8日にもてなし広場で行われ、消防局、消防団、女性防火クラブの約千人が集った。
富岡市長は「高崎市の消防、防災は今年も万全と確信している。昨年は大震災、台風と例年以上に災害が多かった。災害への備えをこれまで以上に強固にしないといけない」と新年の式辞を述べた。
真下消防局長は「震災直後は41日間、138人が被災地で活動した。被災地での経験をもとに体制を強化し、市民の安心安全をはかっていきたい。いつ、いかなる状況においても市民の負託に応えたい」と年頭の決意を述べた。
天田消防団長は「高崎市の全地域が、一体感をもって活動できる体制を整えていきたい。自分たちのまちを自分たちで守るため、消防団が活躍する姿を市民に見ていただくことがプラスになる」と訓辞した。
出初め式恒例の高崎鳶職組合による木遣り、梯子乗りが披露され、見事な演技に参加者、見学の市民から大きな拍手が起こった。