高崎名物「人情市」が第150回
(2011年11月28日)
関口さん「続けてこられたのは皆さんのおかげ」
27日に、もてなし広場で、第150回記念の人情市が開催された。
人情市は、平成11年6月に高崎市と高崎市総合卸売市場が中心となって実施した「高崎朝市」をきっかけに市民有志が事業を引き継ぎ、翌年の6月に第1回目が、もてなし広場で開催された。現在は、高崎観光協会が主催し、NPO法人高崎やるき堂が実施、運営している。
人情市は、中心市街地で定期的に開かれる青空市場として継続され、市民に親しまれる高崎の名物イベントになっている。
150回記念人情市では、「がんばろう東北 道の駅・うまいもの市」をテーマに、道の駅が、福島県から3団体、群馬県から2団体出店し、フリーマーケットなど約200店でにぎわった。福島県の道の駅コーナーでは、うるち米を半突きして甘味噌で焼いた「しんごろう」などの「ご当地名物」が並び、会場は終日にぎわった。
午前10時から第150記念セレモニーが会場内で行われ、高崎観光協会の金井理事長は「これからも高崎のまちをにぎやかにしてほしい」、木村副市長は「150回は通過点で、500回、千回と続け高崎のまちをにぎやかにしてほしい」とあいさつした。道の駅の出店にあわせ、渋川市長、国土交通省高崎事務所の阿部所長も祝辞を述べた。
高崎やるき堂代表の関口さんは「続けてこられたのは、皆さんに来ていただいているからです。これを機に、人情市をごひいきにしてください」と謝辞を述べた。