農産物価格の低迷で緊急つなぎ資金を拡充
(2011年8月5日)
「高崎市農業者災害等緊急対応資金制度」を拡充
高崎市は、本市の農産物の価格が依然として低迷していることや、暫定許容値を超える放射性セシウムを含む稲わらを与えた肉用牛から放射性セシウムが検出されたことで、肉用牛の出荷停止や枝肉価格の下落などの被害が拡大していることを踏まえ、農家の経営安定・経営継続を支援する「つなぎ資金」を4日に拡充した。
貸付限度額を500万円から1000万円に引き上げ、返済期間も5年から10年に延ばした。元金償還の据置期間は2年。
高崎市内の農協を通じて融資し、高崎市が長期プライムレートによる融資を依頼していることと、高崎市の利子補給により、農家の実質的な借入利率は0・1%となる見込み。
高崎市では、当面の間、この制度を継続させ、農家を支援していく考え。