烏川・寺尾地区に築堤工事/高崎河川国道事務所
(2011年5月17日)
国交省高崎河川国道事務所・平成23年度事業
国土交通省関東地方整備局高崎河川国道事務所は、平成23年度の事業概要をこのほど示した。道路事業費として92億円、河川事業費として6億6千万円を予定している。高崎市関連の事業の概要は次の通り。
【道路事業】
◇国道17号高松立体(事業費: 11百万円)
事業区間:群馬県高崎市宮元町~高崎市並榎町
【平成23年度の予定】
終点側(高崎市並榎町)の調査設計を推進し、関係機関協議を行う。
◇国道18号高崎安中拡幅(事業費200百万円)
事業区間:群馬県高崎市上豊岡町~安中市安中4丁目
【平成23年度の予定】
引き続き、久芳橋の橋梁下部工事を推進する。
◇電線共同溝整備事業
【平成23年度の予定】
国道17号上並榎(高崎市)、緑町(高崎市)
国道18号藤塚(高崎市)、板鼻(安中市)、原市(安中市)
【河川事業】
◇烏川上流築堤(事業費:332百万円)
無堤部地区である、寺尾・根小屋・下佐野地区は、過去に浸水被害が発生している。高崎駅に近いことから、郊外において宅地が急速に進んでおり、対応が急務となっている。浸水被害の早期解消と安全性を高めるため、堤防等の整備を進める。
【平成23年度の予定】
寺尾地区の用地買収を継続し、築堤工事に着手する。
◇烏川崖地対策(事業費:70百万円)
高崎市倉賀野地区において、山付き部が浸食(崖地の崩落)が進行しているため、崖地対策を実施する。
【平成23年度の予定】
引き続き崖地への盛土及び護岸を設置する。