県央第一水系、放射性物質検出されず
(2011年3月25日)
24日に群馬県が緊急検査を実施
東京都の浄水場の水道水から放射性ヨウ素が「乳児の飲用に関する暫定的な指標値」である100ベクレル/Lを超えたことを受け、群馬県は、県内主要水源3カ所の水道水中の放射性物質の緊急検査を行った。
高崎市に水道を供給する県央第一水系からは、放射性ヨウ素、放射性セシウムとも検出されなかった。検査結果は次の通り。群馬県では、検査結果は、指標値を下回っており、飲用に支障はないと説明している。
- 県央第一水道浄水場(榛東村大字広馬場)
- ・水源:利根川 (取水地点:沼田市岩本町、群馬用水取水口)
- ・供給市町村:前橋市、高崎市、榛東村、吉岡町
- ・検査結果:放射性ヨウ素、放射性セシウムとも不検出
- 新田山田水道浄水場(みどり市大間々町)
- ・水源:渡良瀬川 (取水地点:みどり市大間々町)
- ・供給市町村:太田市、みどり市
- ・検査結果:放射性ヨウ素15ベクレル、放射性セシウム不検出
- 東部地域水道浄水場(千代田町大字赤岩)
- ・水源:利根川(取水地点:千代田町大字瀬戸井)
- ・供給市町村:館林市、板倉町、明和町、千代田町、邑楽町、太田市、大泉町
- ・検査結果:放射性ヨウ素65ベクレル、放射性セシウム不検出