高崎市民のDV被害者の保護/12月までに4件
(2011年3月11日)
相談件数も年間250件越え
高崎市は、家庭内暴力、いわゆるDVの被害者として、平成22年度は、4月から12月までに4人を保護していることを示した。
配偶者や恋人など、親しい関係にある人から受ける身体的、精神的、性的な暴力は、深刻な社会問題となっており、国は平成13年10月に、DV防止法を施行した。
暴力を受けた被害者を守るために、一時的に避難し、保護をする場所が都道府県に1つずつ設けられているが、満杯で入れない場合は、市営の施設や社会福祉法人が運営している施設などが、緊急の一時保護施設として使われている。
また、高崎市には、年間、250件を越えるDV被害の相談者があり、問題は広がっていると見られている。
DVに対する相談は、高崎市こども家庭課、群馬県女性相談センター、高崎警察署生活安全課などが窓口になっている。