あでやかな着物女性50名が集合
(2011年1月28日)
きもの彦太郎新年会
檜物町にある、きもの小売店「きもの彦太郎」は、市内結婚式場で新年会を行った。当日は約50名の一般女性が着物姿で参加。会場は明るい雰囲気に包まれた。
同店では、着物を持っていて、着たくても着てゆく場所がないという顧客の声に応えて東京・浅草や新潟・十日町などへ日帰りでバスツアーを組んだり、パーティーを企画したりしている。同店では、着てゆく着物は同店で購入したものや新品だけでなく、アンティークやリサイクルのものでも大丈夫なので、気軽に参加をと話している。
店長の菊地妙子さんは、「おばあさんが着ていた、母が自分のために用意しておいてくれた、など、特に古い着物にはエピソードが伴ったものが多く、思いやりや大事にする気持ちなどが育まれるものだと思います。近年着物姿の女性を高崎でも多く見かけるようになりました。着物振興のために、微力ながらも力をつくしたいです」と話した。
参加した20代の女性は「帯も着物も母のもの。大事に受け継いでゆきます」と語っていた。