国府白菜の収穫最盛期/梅林の枝せん定始まる
(2010年12月3日)
国府白菜、昔ながらの黄色い巻紙に包んで2個1束
群馬県は、県内の農村の動きについて発表した。
高崎市国府地区では、「国府白菜」の収穫が最盛期を迎えている。
ほかの白菜産地では、段ボール箱に入れられて出荷されるが、国府白菜は、昔ながらの黄色い巻紙に包んで、2個1束で出荷される。この白菜が前橋や高崎の野菜市場に並ぶ様子は、冬の訪れを告げる風物詩となっている。白菜の出荷は1月まで行われる。
榛名、箕郷地区の梅林では、冬場の枝のせん定作業が始まった。来年も良質な梅の実をみのらせるため、樹木の力を引き出す大切な作業となっている。余分な枝を除いたり、隅々まで太陽の光が当たるように木の形が整えられる。枝のせん定作業は2月頃まで続けられる。