松浦市長「7期目出馬しない」と宣言
(2010年12月1日)
私のできることは成し遂げた。次の時代へ人心一新を
松浦市長は、12月1日の高崎市議会で、来春の市長選に出馬しないことを宣言した。丸山和久議員の一般質問に答え、7期目の進退について考えを明らかにした。
松浦市長は「市民の皆様、議員の皆様、市職員の皆様のご支援とご協力をいただき6期24年間にわたり市長の職をつとめてきた。24年前に美しい群馬にたくましい高崎をつくろうというスローガンで市長選に出て、激しい戦いを乗り越えて市長に就任させていただいた。以来、市政にたいする信頼性や公平性を貫くために謙虚で公平な姿勢を堅持し、高崎市の発展のために心血を注ぎ邁進してきた。前回、6期目の市長選挙で皆様とともに進めてきたまちづくりの総決算を行い、10年後、20年後の高崎の進むべき道筋をしっかりと示していくことが、私に課せられた市長としての責務であると約束した。
私の掲げた交流拠点都市高崎、地球市民のまち高崎のビジョンとまちづくりの精神はけっしてまちがっていなかった。これからの高崎は次の時代に向かって人心を一新することで、より積極的に大胆、緻密に、スピード感を持って進めることが求められていると考えるに至った。新しい人材が新しい発想で高崎の舵取りをすることが必要な時代になったと私は思っている。
今年、高崎市は市制110周年の節目を迎えた。私は90周年、100周年、110周年の三つの節目を担ってきた。 3回にわたる合併を行い、大高崎市の創造と建設を手がけさせていただき、さらに来年4月には中核市に移行することになった。高崎が次の時代に向かって飛躍していくための道筋や基盤づくりは、私の持つ力の限り、私の責任においてできることは成し遂げたという思いでいっぱいだ。議会の皆様と37万市民の皆様に来春の市長選挙には出馬しないことを宣言したい。任期いっぱいは愛する高崎のために力を注ぎたい」と述べた。