倉渕地域・遠距離通学高校生の通学費補助等を検討
(2013年1月28日)
高崎市が支所地域の公共交通体系討
高崎市は、25日の高崎市議会総合交通対策特別委員会で、支所地域の公共交通体系について、これまでの検討結果を報告した。
高崎市は、住民の声を反映した公共交通体系を実現するため、支所地域に検討委員会を設置し、24年度は3回の会合を持った。市では、検討委員会の中間報告をもとに、今後の方向を決めていく。
倉渕地域
・高齢者移動支援補助=過疎地域の高齢者の通院負担を軽くするため、高崎駅までの直行便バスの料金負担を軽減する。2分の1補助制度を検討。
・高校生等通学支援補助(市内在住高校生等対象)=公共交通機関を利用して遠距離通学する高校生等の通学費の一部を補助し、保護者の経済的な負担の軽減をはかる。定期券購入費が1カ月当たり2万円を超える場合に、その越える額を補助する(定期券区間が県内のもの)。
箕郷・群馬地域
現在運行しているぐるりん「箕輪城線」「かみつけ線」を再編成し、各地域内のショッピングセンター、医療機関、公共機関、交通拠点など、それぞれの地域内を循環する運行を検討。
新町地域
地域内を運行し、藤岡総合病院を往復する路線を検討。
榛名地域
合併前から運行している「はるバス」の充実を検討。
吉井地域
昭和46年から運行している「よしいバス」の充実を検討
各地域の共通事項
バス停以外でも乗り降りできる自由乗降制度の導入。
地域版のわかりやすい路線図、時刻表の作成。