通学路の改善要望125件
(2012年6月13日)
市内各校が通学路安全点検
高崎市は、13日の高崎市議会一般質問で、高橋美幸議員の質問に答え、通学路の安全点検結果を示した。
4月以降、京都府亀岡市など各地で、連続して通学路での交通事故が発生したことを受け、高崎市では、毎年実施している通学路の安全点検と改善要望を例年よりも早め、5月に実施した。
市内各校から報告された改善要望は125件で、「停止線や横断歩道の再塗装」38件、「道路標識などの表示」20件、「横断歩道の設置」17件、「信号機の設置」14件などとなっている。通学路となっている道路の幅員が狭いので、拡幅の要望もあった。
高崎市では、関係部署と高崎警察署が現地確認を行い、改善整備を行う。
また、生活道路での走行速度を時速30キロに制限する「ゾーン30」が群馬県警によって県内10カ所で計画され、高崎市内では2カ所に試験導入される。
高崎市は「区長会、PTAとも連携して子どもたちを守り、安全な通学路づくりに努めたい」と答えた。