上映中に大きな揺れ、観客避難/11日シネマテーク
(2011年3月15日)
計画停電の時間帯は休映、入館者は通常に
シネマテークたかさきでは、地震が起きた11日の午後、1階・2階とも上映中であったが、観客のすばやい反応と従業員の速やかな誘導のため観客は無事だった。1階部分は2階に比べ、揺れが小さかったため、ぎりぎりまで鑑賞を続けている観客の姿もあったという。
同館では3階事務所で若干、物が落ちたり、ひびが入ったりしたが、改装が終わっている1階・2階部分は破損なども見られず、上映に支障はないという。また、屋外では、アーケードの蛍光灯が割れる、商店街の電灯が傾くなどの被害があったものの被害者はなかった。
当日は余震がひどかったため上映を打ち切り、観客には招待券を出し帰っていただくという処置をとった。翌12日(土)は完全休館。13日(日)は15時以降の上映をとりやめたが、各回とも15人から20人前後の入館者があり、通常通りの入館者数になっている。
14日(月)からは、しばらくの間、計画停電の実施情報にあわせて、その時間帯に重なる上映は休映することが決まった。「休映に関する情報は毎日ホームページにアップするので、ウェブでの確認や電話への問い合わせをして観に来てほしい」と同館。
なお、高崎映画祭の開催については現在協議中。問い合わせ同館℡325・1744。