放射線量が平常の28倍、562ナノGy/時を計測
(2011年3月15日)
年間被爆量換算で5ミリシーベルト。健康影響ないレベルと県
群馬県は、福島第一原子力発電所の事故に伴い、環境放射能測定データの監視を強化し、計測データを公表している。
これまで、放射線量は毎時18ナノGy(グレイ)から20ナノGyで推移してきたが、15日午後に上昇し、午後1時から2時までに、これまでの最高値、通常の28倍となる562ナノGyを測定した。 午後5時には、151ナノGyに低下した。
今日の最高時のレベルの放射線を1年間、浴び続けると、年間被爆量は、5ミリシーベルトとなるが、群馬県では一般に、年間被爆量100ミリシーベルト以下では、健康被害がないとされており、現状の数値で、直ちに健康への影響はないと伝えている。