地震による高崎市内の被害状況/高崎市
(2011年3月日)
高崎市は市内の被害状況をまとめ14日に発表した
高崎市は、11日午後2時46分に発生した東北地方太平洋沖地震の、市内被害状況を12日から13日に調査し、14日に発表した。
人的被害では、落下物や停電による人工呼吸器の停止による重症3人、不安による過呼吸・切迫流産などの軽症3人の、あわせて6人。
一般民家の被害では、住居屋根の被害1024件、壁のひびやはがれ168件、物置などの破損62件、工場・店舗の壁破損6件、塀の倒壊111件、塀のひび・傾き21件、墓石の倒壊144件。
公共施設では、壁のひび・剥離49件、天井損壊6件、床のひび12件、ガラス損壊7件、看板等の落下3件。また少年科学館の天体望遠鏡可動式ドーム破損、八幡霊園の燈籠・過去碑転倒、観音塚考古資料館の土器転倒破損が報告されている。高崎地域、榛名地域の被害件数が多く、吉井、新町地域は少ない。
11日から12日の避難所の開設状況は、高崎市役所本庁舎で高崎駅等からの帰宅困難者受け入れなど148人。南小学校1人、箕郷公民館3人、高浜公民館5人となっている。主な被害状況は次の通り。