まちなか歩行者通行量12%減少/22年調査
(2011年3月14日)
延べ通行量は2万3604人、2年前と比べ2万3604人減
高崎市は、平成22年10月31日に実施した「中心市街地通行量調査」の結果をまとめた。通行量は市街地42地点で午前10時から午後8時まで計測された。
通行量の延べ人数は16万7282人で、平成20年10月の前回調査よりも2万3604人(△12・4%)減少した。42地点中、6地点で増加、36地点で減少した。
通行量の多かった地点は、高崎駅西側コンコース3万1618人(前回比△8・2%)、東側コンコース3万724人(△7・9%)、日本通運前(11・9%増)、高島屋東入口前1万194人(2・0%増)。
増加率の高い地点はメディアメガ前4338人(76・1%増)、高崎タワー21前3414人(34・2%増)。
減少率の高い地点は、井上病院前1100人(△48・3%)、鞘町ビル前1460人(△47・2%)。
慈光通り、大手前通り、東二条、れんが通り、さやもーる、南銀座、大通り、本町などほぼ全ての商店街で通行量が減少した。
これまで午後1時から3時頃に通行者のピークがあったが、この時間帯の伸びが鈍化した。帰宅時間と考えられる午後4時台の駅周辺の通行量が多いため、市街地通行量のピーク時間となった。
女性の通行量比率が高いのは高島屋東入口、日本通運前。中央銀座、さやもーるは男性、年輩女性が多かった。若い女性の比率が高いのは東二条通り。駅西口から東二条にかけては、若い女性、OL、ファミリー客、カップルの通行量の比率が高くなっている。