東北地方太平洋沖地震の高崎市の状況
(2011年3月11日)
地震のため停車した新幹線
11日(金)午後2時46分頃、高崎は震度5強
3月11日(金)午後2時46分ごろ「東北地方太平洋沖地震」が発生し、高崎は震度5強の揺れを観測した。
高崎市は、午後3時に災害対策本部を設置した。高崎市は、市内の被害情報を確認中。またJRは首都圏の在来線、新幹線の運転を見合わせ、高崎駅では切符の発売を中止した。高崎駅では、4番線5番線の列車を休憩場所として提供した。 同日午後6時3分現在で、高崎市から発表された高崎市内の被害状況は次の通り。
◇人的被害の報告/2件3人
・パークレーン高崎(歌川町):天井からの落下物による頭部打撲と思われる=1人。
・新後閑町路上:瓦の落下による頭部打撲と思われる=2人。
◇施設の損壊状況
・市内各地で、瓦の落下など
・建築物の火災状況2件。人的被害なし。江木町建物火災、連雀町建物火災。
◇公的施設の損壊状況
・高崎市役所庁舎大きな被害無し
・高崎シティギャラリーで天井照明器具が損傷。当日の催しを中止。貸し館業務も当分の間中止。
・箕郷地域鳴沢湖堤防に軽微の亀裂。高崎市職員が現地確認。消防団などと連携して監視を継続中。
・高崎城、乾やぐらにヒビ。
・東口ぺデストリアンデッキのジョイント損壊。通行に問題なし。
・各施設でエレーベータが停止したが、閉じ込められるといった人的被害は市内ではなし。
◇停電
・新町地域・吉井地域、倉賀野町、大類町周辺地域で停電の報告有
◇ライフラインについて
・水道・下水道ともに稼働中