「こども都市宣言」の制定を/素案を公表
(2011年1月18日)
子ども達が心豊かに育つまちづくりのために
高崎市は、子どもたちが心豊かに育ち、安心して暮らしていけるまちづくりに取り組むため、「こども都市宣言」の制定をめざし、宣言文の素案を公表した。「こども都市宣言」は、昨年4月に、高崎市制110周年記念で、子どもたちが制定した「こども憲章」を受け、明日の高崎を担う子どもたち一人ひとりが、たくましく心豊かに成長していくことを願い、高崎市民が力をあわせて子どもたちを見守り、地域社会で子どもたちを育てていくことが、うたわれている。
また高崎市民憲章の前文に掲げられた「子どもたちの未来を考えるまち」を実現するための基本理念も盛り込まれている。宣言の素案の策定については、「高崎市次世代育成支援対策地域協議会」委員7人が検討メンバーに参加し協議された。高崎市では、2月24日までパブリックコメントを募集し、高崎市議会の議決を経て、中核市に移行する平成23年4月1日にこの宣言を制定する考え。宣言文の素案は次の通り。
こども都市宣言
明日の高崎、そして世界を担うのは、子どもたちです。
市民が育て、守ってきた伝統や精神、自然環境を受け継ぎ、子どもたち一人ひとりが、たくましく心豊かに成長することは、わたしたち高崎市民の願いです。
この願いを実現するために、わたしたちは安心して子どもを産み育てることができるまちづくりに取り組み、子どもの人権を尊重し様々な可能性に挑戦できる社会をつくっていきます。
ここに、高崎市民がともに力を合わせ、大きな心で子どもを見守り、家庭、学校をはじめ地域社会全体で子どもを育てていくことを決意し「こどもをはぐくむ都市高崎」を宣言します。