人権を尊重する住みよい社会をつくろう
(2010年11月18日)
「人権を考える集い市民の集い」が開催される
「人権を考える集い市民の集い」が「みんなで築こう人権の世紀」をテーマに、18日に高崎シティギャラリーコアホールで行われた。高崎市は、平成7年に人権尊重都市宣言を行い、平和と人権尊重の活動を進めている。
式典で小川副市長は「高崎市は人権尊重と、人と人とのふれあいを大切にし、いたわりの心がゆきわたる活動を推進するため、様々な活動を展開している。集いが人権についてあらためて考える契機となることを願っている」と、松浦市長のメッセージを紹介した。
中島教育長は「人権の問題として桐生市の女の子の自殺に市民のみなさんも関心を持っていることと思う。高崎の子どもたちが悲しい選択をしないようにしていきたい」といじめについて高崎市の対応を説明した。
高崎市議会の柴田和正議長は「あらゆる差別と偏見を無くして住みやすい社会を築くのは私たちの願い。全ての市民が一人ひとりの人権を認め合い、『みんなで築こう人権の世紀』の実現に向けて取り組んでいこう」とあいさつした。
人権標語、人権作文、人権啓発絵画コンクールの授賞式が行われ、受賞した小中学生が作品を発表した。人権作文で表彰された古平梨紗さんは、小学校の時、いじめで不登校になった友人への気持ちを綴り「友だちを見捨てず、ささいなことでも力になって傷をやすらげてあげたい」と作品を朗読した。
式後、オカリナ奏者・宗次郎さんが音楽や思いやりの心について講演し、ミニコンサートで来場者を楽しませた。
11月24日(水)まで高崎市役所1階ロビー人権標語・人権啓発絵画作品を展示。
人権標語の受賞者は次の通り。
◇おたがいに さがしあおうよ いいところ(渡部和響さん)
◇勇気 やさしさ 思いやり いつも心のポケットに(井田裕大さん)
◇「どうしたの?」声かけゆうきと すてきなえがお(君塚依未さん)